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面映む [日曜大工]

前回 本棚を組み立てたのですが塗料を塗らないと完成とは言いがたいですね。
誰でも綺麗に出来る塗装法をご紹介しましょう。

オイルフィニシュという方法をご存知の方も居られると思いますが、
綺麗に行かなかったという方も多いと思います。
しっとりとした艶が出ないとかべたべたするとか、コツさえ解れば綺麗になります。

用意するのは、ワトコオイル チークオイルなどオイルフィニシュ用オイル
耐水ペーパー180番~240番くらい ブロック(ゴム ウレタン 木っ端など) ウエス(ボロ布) 油性絵の具
仕上げ用にワックス (パラフィンワックス 家具用スプレーでもかまいません)

サンドペーパーで角を取った作品の表面を水で濡らし固く絞ったウェスで、埃をふき取り乾かします。
絵の具は着色したい場合、オイルに溶かして使いますが、水性やポスターカラーなどは分離してしまいますので
顔料を含んだ亜麻仁油などの油性絵の具で行ってください。

オイルを刷毛で塗る板の木口は、良く吸い込みますので何回か塗りこみます。
塗り終わったら今度は耐水ペーパーを、六分の一か八分の一ぐらいに切りブロックに巻きつけ、オイルを塗った
面を木目に沿って擦ります。するとペーパーで削れた木粉がオイルと混ざり、木の導管や傷にたまり凹凸が消
えて平らになっていきます。 時間が経ちオイルが硬くなる前にウエスで残ったオイルをふき取りますが、綺麗に
ふき取らないと拭き跡が残ります。しかしあまり綺麗に拭き過ぎると色が薄くなります。加減は少し難しいですが拭き跡が残るよりは色が薄いほうがいいと思います。

これを一回とし2~3回ほど繰り返しますが、絵の具を入れた場合は最後は絵の具の入ってないオイルにしてく
ださい。間隔は数時間以上出来れば一日あけて塗ってください。最後は綺麗なウェスでよく拭きあげパラフィン
ワックスや、家具用スプレーで仕上げると見違えるような作品になるでしょう。
機会があれば試してください。



徒然に作る [日曜大工]

ブログがはじまりました。

早々と何を書くか行き詰まりまして、思案を重ねて幾年ではなく

幾時間でしょうか? 特に何かアピールしたいでもなく

主張もこれと言ってありませんから、仕事の元となった日曜大工を

テーマに徒然にしたためようかと思います。

日曜大工

最近はあまり聞かなくなり『 DIY 』と言う言葉に置き換わっています。元々この言葉は『 Do it yourself 』をイニシャルを取った言葉ですね。
ウィキぺディアによると、『第二次世界大戦でドイツ軍の激しい空襲を受けたロンドンで、戦後に、破壊された街を自分達の手で復興させる国民運動が1945年にイギリスで始まり、スローガンとして「D.I.Y.」=「Do it yourself」がうまれた。』 日本だと日曜日にお父さんが棚や小さい椅子を、庭やガレージでトンカチもってとんとんとやってる姿が思い浮かびます。
ちなみに、トンカチは色々種類がありその業種によって名称が変わります。木工の場合は、玄能(げんのう)と呼びます。

 今では、趣味が高じて玄人はだしの物を作る人もいますが、お子様と一緒に共同作業でお父さんの株を上げる事が目的か、と思うしだいですが何より一緒になって物を作り上げるのは大きな喜びや連帯感を感じますね。

と言うことで、その助けになるかどうかわかりませんが、その辺のところを肩の力を抜いて書いていこうかなと・・・思います。


たどり着いた所は・・・ [日曜大工]

さて、やっと組み立てが始まります。
部材が出来たら固定しましょう底板の木口にボンドを塗ります。少しこの時、ボンドの量をはみ出ないように少なくしがちですが、はみ出るぐらいの量でも、後でふき取りますから大丈夫です。側板に釘穴に差込み木口に押し付けチョッとおきましょう。すぐに釘を打ち付けようとすると、ずれて行きますので一呼吸置いて(20~30秒)水分が木に吸収されるのを待って釘を打つと打ち易いと思います。玄能で打ち込むとき思いっきり打ちがちですが、手首だけ使って軽く何回も打ちましょう。下穴も開いていますからドンドン入っていくでしょう。

板がぴったりくっついたらボンドをふき取りましょう。
用意するのは古い歯ブラシとウェス(柔らかめのぼろ布)あとは水と桶(歯ブラシをカシャカシャと洗える位の大きさ)歯ブラシじゃなくても毛が硬く密度のないブラシを桶で洗いながら、はみ出したボンドをこそげとります。大方取り終えたら濡らしたウェスを固く絞りボンドが残らないようふき取ります。
反対側も同様に固定しますが、釘を打つとき気を付けないと先につけた側板がぐらぐらする時は打ち終わったら様子を見て軽く直しましょう。
背板は同じ高さに墨を付け、側板と同じ方法で片側を釘で固定し側板の幅を測りながら残りを固定します。
これで組み立ては終わりです。出来れば1日以上ボンドを乾燥させ仕上げに移ります。
仕上げは、サンドペーパーやヤスリを使い角を丸めていきます。
多分仕上げる前の状態では、荒々しく無骨で少し失望感を感じるかも知れませんが、ペーパーで角を取り木口をなだらかに整えていくと、だんだんと様になっていきます。
背面や底にあたる角は軽く1~2ミリぐらい
前面にあたる部分は、大きく好きなだけ自分のバランスで丸めましょう。

あとは塗装です。ニスやラッカー ウレタン ペンキと色々ありますが基本的には数回に分けて塗ります。
一回目は下塗り適当に全体に塗りますが、塗料をしみこませるために塗ります。ラッカー辺りだと二時間ぐらい乾燥させサンドペーパーで表面を平らにします。サンドペーパーは240番から400番ぐらいのを使用しましょう。二回目は均等に塗り同じく乾燥させて様子を見て見ますが、色が斑無く塗れていればこれで終わりです。
もっと綺麗にしたい、刷毛塗りなので斑が有るという場合は、またサンドペーパーで平らにし3回目を塗ります。色が均一になっていればクリアーをかければ艶も出てきます。刷毛塗りの場合は3回ぐらい塗れば厚みも均一になっているので、三回目のあと十分乾燥させてから400番ぐらいのサンドペーパーで表面を軽く整えてから仕上げにクリアーラッカースプレーをかければ艶が出てきます。

出来具合は気にせず、DIYは楽しむことが大事ですから、ゆっくりとあせらず楽しみましょう。

行き着く先は? [日曜大工]

 さすがに最近って本棚(本箱)作る人少ない気がするんですよね。
100均いけばブックエンドなんて108円で普通に買えるし、自分で作って材料費考えると1000円前後はかかるでしょうし、出来を考えても経済的にあまり徳とも言えないから。モチベーションとして考えるとどうなんだろうなんて考えちゃう。

なぁーんて事は考えずに、少しオリジナル感を出して見たらモチベーションも上がるのではないでしょうか。

糸のこの出番です。

組み上げる前に側板に化粧を施してはどうでしょう。
いじり難いというかいじってはいけない部分は、側板の底と背の面、ここは直角が必要になるのでいじれません。
ではそれ以外の部分は、比較的自由に、或いは適当に加工しましょう。前の部分はどこにも接続しませんから、必要なことは一つ 本が倒れないことだけ、丸くしようが穴を開けようが思いのままに加工しましょう。両側同じ形にしたければ重ねてクランプで固定し一緒に切れば良いし、別々の形にしたければ別々に加工します。一応前と上の辺の背と底に近い部分は2~3センチぐらいは加工せず残したほうが綺麗に仕上がります。

あっ、因みにクランプは100円ショップなどで買える場所が多いので4~5個ぐらい買っておくと便利に使えます。

ここで糸鋸で切り抜くにはどうしたらいいかと考える人もいると思います。先ず切り抜く形に鉛筆で墨入れ(鉛筆や転写用紙を使います)くり貫く内側に錐で糸鋸が通る程度の穴を開けます。(あっても20ミリぐらいですから)
糸のこの刃を柄からいったん外し、その穴に通した状態で柄に据付れば切り抜けます。(刃の向きを間違えないように)

組み上げる前に、釘の位置に仮穴を開け(位置は適当でいいですが端は2センチ程度は空けてください打ち込むと割れることがよくあります。)側の形を加工し、サンドペーパーを広い面にそのままで当ててもかまいませんし、ゴムのブロックに巻いて平らに擦ってもかまいません。小さい端材など有ればそれを使ってもかまいません。ただし接続面と角は軽くにしておきます。

続く


問題の本質 2 [日曜大工]

問題の本質は目的を達成することにあり。

側板と底板を組み合わせるとき何がむずかしいかと考えると、薄い底板の両側に側板を出来るだけ正確に打ちつけなければならないわけで、手は二本しかない状態で固定していない底板を立て、その上に側板を固定する位置に置き、片手で固定し、さらに釘を打ち込む場所に手で沿えながら置く、そして片手で玄能を持ち釘を打つ。

書いてて『こんなことできるか!』なんて思ってしまいました。
慣れてない作業を複数重ねて行うなんて無理ですよね。
ですから分解して準備しましょ!

分けられる作業は、順番に
1、 底板の固定
2、 釘の固定
3、 底板と側板の位置の固定
4、 釘を打つ

1と3は一緒に出来ます。作業台が有れば作業台の端にクランプなどで平らに固定します。そうしますと作業台が基準の面になりますから、底板の端に置けば前後のずれだけ気にすればいいと、言うことになります。
2は釘を打つとき指を添えなければ曲がってしまうと言うことですが、これは釘を打つ位置に鉛筆などで印をつけ四つ目錐で下穴を開けてそこに釘を差し込めば指を添える必要がなくなります。
あまり大きく深く穴を開けては、釘を打ち込んだとき釘が効かなく成るので細めの錐で深さ5ミリ程度にします。これで後は側板が動かないよう軽く手を添え釘を打ち込むのに集中できますね。横から釘を打ち込むことになりますが、それほどむずかしくは無いと思います。
 作業台が無い場合は如何するかということになりますが、板を平らに固定出来る場所を見つけてください。箱とか台とかクランプが聞く場所を作業台の代わりに、底板をそれより少し大きめの平らな板に固定しそれごとさらに固定します。
簡単に言えば釘を打ち込んでも動かない場所に底板を固定し、横に側板を置いて釘を打ち込み易い場所を作ろう! ですね♪

続く
 

本棚(本箱)作り方? [日曜大工]

続いて、作り方について考えて見ましょうか。

拍子抜けするほど簡単な方法 と言うかこれのこぎりも使わないかも。

 本棚(本箱)のサイズを奥行きをA4が縦に入る位 横をA4を横にした位とすると、210 × 297 ミリですから、幅300ミリ奥行き250ミリ高さはA4の半分より少し高く200ミリ位あればいいでしょう。(あんまり大きくても机のスペースを取り過ぎるので)寸法はそれほど気にしなくてもいいです。

 材料は、板材 厚み15ミリ~20ミリ幅250ミリ前後長さ900ミリ位の物と幅30ミリ位長さ600ミリ以上の細木材をホームセンターなどで購入しその場で、カットサービスで長さを切り分けてもらえば、後は組むだけですね。
一枚の板から切り落とせば、粗間違いなく幅はそろっているので後で幅を合わせる苦労はありませんね。

ここから先はテクニックの問題になってくるので、はたして文章で説明できるのか考え所です。

 簡単に言えば切った三枚の板を300ミリぐらいの底板を中心にして、『』の字型にボンドと釘で側板を両側に貼り付け背にあたる部分の上下に細材を幅に合わせ打ち付けます。書くと簡単でしたが、初めての人や経験があまり無い人にとって、のこぎりでの切断は回避できても釘打ちが残っています。真っ直ぐ打てるかどうか心配ですよね。そこで一つ上手く打ち込む方法を考えて見ます。

続く





問題の本質は? [日曜大工]

『問題の本質』なんて堅苦しいお題ですが、DIYで一番最初に考える問題です。

先ずは、何を作るか!

思い浮かぶのは・・・ 本棚 椅子

考えて見れば、学校の技術・家庭(今有るかどうか知りません)

で、最初に作ったのが本棚(本箱?)次が折りたた

み椅子でした。皆さん作り易しと考える様ですが。・・・まさにそ

の通りです。

本棚は、玄能とのこぎり 釘 接着剤 塗料 後は遊びで糸鋸を使

うぐらいでしょう。

折りたたみ椅子は、学校のときは結構時間がかかった気がしますが

それでも数時間ぐらいでしょうか。

思い出してみれば、自分で作った本棚を、机において嬉しかったり

恥ずかしかったり面映さをを感じたりと、当時を思い出すと懐かし

さを感じます。

何を作るか?

本棚

当時と同じ条件で作り方を考えて見ましょう。
使う道具は、のこぎり 替え刃式の8寸目胴付きのこぎり
玄能 釘(板厚に合った長さ)接着剤(木工ボンド)糸鋸
釘抜き サンドペーパー(120番から240番ぐらいを2種類から3種類)

のこぎりは、縦引きと横引きがありますがDIYでは縦引きを使う機会があまりないと思いますので、必要は無いと思います。
ただ、胴付きの場合替え刃が薄いので、のこぎりの背の部分が差し込み部分があり、厚くなっているので太い材は切り難く事もあります。ホームセンターに色々ありますので玄能は釘用の道具を揃えましょう。釘抜きは有ったほうが便利です、という言うより無いと困りますね。釘は板の厚さによりますが、板厚15mm位なら30mm前後の釘が必要ですね。

続く

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